オーディオ施工 S様(個人邸宅)
個人向けホームオーディオ市場には、より良い音質を求める愛好家が多くいらっしゃいます。 そのため専門販売店や専門誌などを通じて多くの情報が溢れており、突き詰めるほど限りがなく、 結果かなり労力と時間そしてお金が発生します。
もちろんその過程を楽しみたいという方もいらっしゃいますが、しかし、専門的要素が高いので、 日々多忙なビジネスパーソンの方には、「興味はあるが心理的なハードルが高い。」という印象を持たれているのも事実で、 ご自身がイメージされる聴きたい音を上記の過程をショートカットして、 純粋に音楽/音響だけを楽しみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、高額なハイエンド機器を購入しても、後日「もっとこういう感じの音が聞きたい。」といった想いが出てくるものです。 その度に機材を買い替えるのも、ハードルは低くありません。
今回グラムスラムでは、このようなニーズを持っていらっしゃる企業経営者のS様に、 ホームオーディオ用の音響システムのご提案・設置計画と施工、サウンドの調整を行わせて頂きました。
課題
- 良い音質となる為の基本となる指針を絞ってご案内し、その上でご依頼主様の音楽的指向を踏まえて、その場で音質を調整できるようにする。
- 機材導入後でも、機材の買い替え無しに、音質をご依頼主様のお好みに合わせて変更ができる。
- ご予算内におさまるように、ハイエンド機器のご提案や、吸音材設置などの大掛かりな施工工事などをご提案しない。
ご提案内容
- 再生周波数帯域等など必要最低限のスペックの機材を導入。スピーカー設置場所と設置方法、 そしてグラフィックイコライザーによる細かい周波数の調整によって、各楽器声の明瞭性、音の拡がりと残響感を出し、コンサートホールのような音空間をご提供しました。
- 設置後、ご依頼主様と共に一緒に音を聞き、ご意見を頂きながらお好みに合わせて、音を微調整。後日フィードバックを頂き、さらに微調整を行いました。
具体的な実施内容
音の良さの指針として、
- 各楽器と歌声が浮き出る様にクリアーに聴こえる。
- 音に拡がりがあり、適度に残響感がある。
などが挙げられますが、これらの音環境を、ハイエンド機器、吸音材設置等の大がかりな施工工事なしにご提供致します。
音楽の土台であるリズムのグルーブ感が出るように、 イコライザーで周波数の調整することで、 ドラムとベース音の分離をよくしました。また、臨場感を演出できるよう、ボーカル・ピアノ・ギターの空気感が出るように設定をします。 さらに、高調波歪が目立ちやすい帯域の音を抑えた事で、まるで真空管アンプを導入したかのような綺麗な音質になりました。
リスニングポイントを踏まえ、スピーカーを複数台設置、 各スピーカースタンドの設置高さと各スピーカーの音量をそれぞれ微調整、直接音と反射音を絶妙にブレンドさせることで、 まるでコンサートホールのように音に包み込まれるように致しました。
基本的な音質の調整後、ご依頼主様と共に音を聴きながら、 お好みの音楽の特性を踏まえ共にフィードバックを頂き微調整を行いました。 また、後日、ご感想をまとめて頂き、それを元に再度調整を行いました。
結果、イメージされていた音となり、大変お喜びの声を頂きました。
ご依頼主様のお声
「オーディオ専門店にも相談しましたが専門用語ばかりでいまいちピンときませんでした。
グラムスラムさんは、実際に現場にお伺いをして頂き、音のポイントを掻い摘んで話していただいたので安心をしました。また予算内に収めて頂いたので良かったです。
導入後、感想と希望を踏まえて改めて音の調整をして頂いたのですが、その音が私にとってさらに心に打つ音となり、感動をしました。
専門誌などを買って勉強をする時間もない私のような多忙なビジネスマン・経営者にはお勧めだと感じました。良い音環境で、音楽を聴くのが念願だったのですが、それが叶いました!」