よつば歯科クリニック様_音響設計の事例
西部池袋線ひばりが丘駅から徒歩3分にある"よつば歯科クリニック"様。 保険治療前提とした、丁寧な治療・なるべく抜かない/削らない・分かりやすい説明を心がけ、 予防治療を重視された歯科医院様です。
歯科医院は、"痛い・怖い"というイメージがあります。患者様の恐怖心を和らげるために、 ヒーリング音楽を流されている医院様も多いですが、 治療中に発生する器具の音などの騒音によって妨げられ、 音楽自体がほとんど聴こえなく、非常に無機質な空間になりがちです。
そこで、院内の騒音の特性を踏まえ、BGMが掻き消されないように周波数帯域を調整いたします。
また、騒音を目立たせないようにするためには適度なBGMの音量も必要ですが、 患者様との大切なコミュニケーションの邪魔にならないように、 会話の妨げになったり耳につくBGMの周波数帯域を抑えます。
スピーカーは、ユニットチェアの位置と空間特性を踏まえて、音楽が壁などに反射して患者様に届くように設置。 照明で言う間接照明のように、患者様にやさしく包み込むように届けます。
結果、歯科の医院の騒音に遮られず、ヒーリング音楽を最適な状態で患者様にお届けし、 治療中の患者様の恐怖心を和らげ、医院様のブランド力を高めました。